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カラオケの十八番

2008年6月2日の菊地成孔さんブログ「ウガンダ・トラ死す」から、第4パラグラフを

 

ビジー・フォーはジャズ上がりのクレージーキャッツ、ファンク/ソウル上がりとパブリックイメージされるも、ハワイアンやロカビリーやカントリー勢が主流を占めていたザ・ドリフターズの次世代である、ソウル/ディスコ/R&B/オールディーズ・ポップスをバックボーンにしたコミックバンドで(グッチ祐三さん、モト冬樹さんが在籍していました)、所謂、「六本木のディスコのハコ」上がりの不良によって結成されました。「ハコ」文化の音楽性、風俗性が、年代と地域によってどう区分されていたか、などという話に興味がある若者は、そのうちこの国から一人も居なくなるでしょう。南さんの「白鍵と黒鍵の間に」は、その生々しい証言の一つであり、日本の、裏の芸能/文化史の血脈に繋がっています。